2014-02-26

【うつ病】不眠・倦怠感の原因は『日照時間』だった!

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ここ数年増加傾向の精神疾患

ここ数年、うつ病などの精神的な病が増加する傾向にあるといわれています。

この記事を読んでいる方にも、悩んでいる方がいるかもしれません。

うつ病とはいかなくても、冬には落ち込みやすかったり、雨の日に憂鬱になる人も多いですよね。

うつ病などの精神疾患の原因が判明!?

実は、2014年2月22日(土)に放送された世界一受けたい授業の中で、「変化する"うつ病"の新常識2014最新版うつ病の予防法とは!?」というタイトルでの授業が放送されました。

東京女子医科大学医学部の坂元 薫 先生が解説をされていたのですが、そのなかで非常に興味深い内容がありました。

それは、「うつ病の原因は日照時間にある」というものです。

そもそもうつ病とは

まず大前提として、うつ病とは何かという話がありました。

うつ病とは、

  • 強い憂うつが2週間以上ほぼ毎日1日中続き、
  • 何も楽しいと感じず、
  • 無気力になり、
  • 眠れない、食欲がないといった身体症状も現われ
  • 日常生活にも支障をきたす病気

と説明されており、

過労やストレス、環境や人間関係の変化といった様々な要因で発祥すると言われている。

ということや、

うつ病は脳の病気であり、熱が上がるや血圧が上がるといった具体的な症状が出ないため、うつ病の診断は難しい。

という、診断の難しさが解説されました。

そのなかでも特に興味をもったのが、

うつ病といえば

  • 几帳面
  • 責任感が強い
  • 真面目
  • 人に気を遣う人

といった人がなりやすいと言われてきたが、実は誰でもなりうる病気である。

ということに驚きました。自分もすっかり特定の性格の人がなるものだと思っていたので意外でした。

冬にうつ病になる人が多い理由

さて本題ですが、なぜ冬にうつ病になる人が多いかというと、冬は夏に比べて日照時間が少ないからという驚きの理由なんだそうです。

そのため、春になると自然に治るのは春は比較的に日照時間が多いためだということでした。

かなり衝撃的な発表ですね。てっきり冬は寒くてストレスがたまるからだと思っていたのですが意外でした。

科学的な根拠

実は、人間の身体は元々、

  • 日中太陽の光を浴びてセロトニンを分泌し、
  • 夜はメラトニンを分泌して睡眠を促す

という働きを促しているため、太陽の光を浴びることが少なくなった現代は異常な状態なのだそうです。

そこで、意識的に日照時間を確保して体内時計を元に戻すことで、体調が良くなるということのようです。

うつ病を予防・解消するための3つの習慣

以上のことを踏まえて、番組で提唱された、うつ病を予防・解消するための3つの習慣を紹介します。

うつ病意外の精神疾患にも有効だと思うので、是非毎日実践してみてください。

1. 朝日を浴びる

うつ病になるとなかなか朝が起きれないといいますが、出来るだけ多く朝日を浴びるようにしましょう。

朝日を浴びることで体内時計を正常に戻し、セロトニンが分泌されることでやる気が出てきたり、不眠が解消されます。

2. 散歩をする

散歩をすることは有酸素運動になり、日光浴と同様にセロトニンの分泌を促す効果があります。

またウォーキングをすることで少しずつ体力もついてくるので、相乗効果が期待できます。

3. バランスのとれた食事をとる

番組の中では、魚を多く摂ることでDHAが確保できるとオススメしていました。

しかしながら、私の直感から偏食はよくないので、バランスのとれた食事を摂るということをオススメします。

なかなか毎日は難しいのですが、主食・主菜・副菜を基本に、タンパク質・炭水化物・食物繊維・ビタミンなどをバランスよく摂りたいものですね。

まとめ

うつ病になると何もやる気がせず辛いものですが、周りの協力を得ながら、少しずつ実践してみてください。

継続が力になると思うので、是非毎日続けてみてください。

ちなみに私もやってみているのですが、とても気分がよくて心地よいです。是非オススメします。

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