3000円のパソコンにLinuxを入れたら快適だった
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週末に中古のパソコンショップに行ったら、パソコンが3000円であったので、Linuxを入れて遊んでみようと思い、買いました。
スペックなかなか良いじゃんと思っていたのが、運の尽き。
買って分かった、実はメモリが 256MB …!(泣
軽量ディストリビューションの導入
ということで、少しのメモリでも動くような軽量ディストリビューションを探してみました。
試してみたのは次の通りです。
- Damn Small Linux
- Puppy Linux
- Ubuntu 13.04
- Lubuntu 13.04
- Debian
- Bodhi Linux
- Linux Mint
- CrunchBang Linux
Damn Small Linux
まず試したのは Damn Small Linux。これは簡単に動きました。
けれど、HDDインストールが難しい…。ターゲットディスクを選択するのがコマンドラインで、例として(hda2)とあったので、hda1かと思っていたら通らず…。
結局HDDインストールは諦めました。
Puppy Linux (precise-550jp)
さすがに自分にはまだ難しいなと思って Puppy Linux に変更しました。
Puppy Linuxは初心者に優しいLinuxだそうで、しかもDSLに継ぐ軽量ディストリで、128MBのメモリでも動くらしく、確かにおしゃれなUIの割には軽快に動き、HDDインストールも簡単でした。
ちなみにHDDが表示されていて、sda1ということが判明。
Ubuntu 13.04
Puppy Linuxが動いたので、次は定番のUbuntuを入れてみました。
しかしLive CD自体が動かず…。
後で判明したことですが、Minimal CD があり、これでインストールできるようです。
Lubuntu
Ubuntuが動かずがっかりしたので、次にUbuntuにLXDEを使った軽量UbuntuであるLubuntuを試しました。
これもLiveCDは動かなかったのですが、前述の Ubuntu Minimal CD から、途中でLubuntuパッケージを選択するとLubuntuになりました。
ただ、動くには動くものの、ちょっともたつく感じでした。
ちなみに、別のメモリ512MB/Core2Duoのパソコンで試したら快適でした。
Debian
推奨メモリ 256MB ということで楽しみにしていたんですが、LiveCDが動かず…。
やむなく諦めました。これも Minimal CD があるので、また試してみようと思います。
Bodhi Linux
これはLiveCDが動きました。しかし、再起動後にHDDインストールができるはずが、再起動直前にフリーズ…。
ちなみに、1GBのメモリに増設しても、普通にシャットダウンしてしまいインストールできなかったので、やり方が間違っているかもしれません。
Linux Mint
これはとても楽しみにしていたんですが、256MBでも512MBでも動きませんでした。
ちなみに、メモリを1GBに増設すると動き、WindowsXPライクなUIで、とても軽快でした。
CrunchBang Linux
もう諦めかけていたのですが、CrunchBung LinuxのLive CDに最初からInstallの項目があり、すんなりとインストールできました。
しかもとても快適で、Conkyが初期インストールされていて、Chromiumでインターネットサーフィンしても190MB程度でした。
画面全体がグレーないしブラックで構成されていて、すべてにショートカットが用意されているので、Hacker's Linuxという感じでとても気に入りました。
まとめ
ということで、最終的にはCrunchBang Linuxに落ち着きました。
ちなみにインターネット環境はどうしているかというと、最初は有線LANでしたがUSBの無線LANが使えました。バッファローとエレコムを使ってみましたが、エレコムが認識できないOSもありました。
CDに入らないisoファイルはDVDでインストールしたんですが、これも外付けのDVDドライブをBiosが認識できたので(要Bios設定)、問題ありませんでしたが、大体CDの方が上手くいったような印象でした。
有線LANがあったほうが、Minimalインストーラーが使えるのでいいかもしれないですね。
日経BP社 (2013-07-23)