2014-01-27

年代別に見るCPUの進化 ― あなたのCPUのスコア知ってますか?

no_image.jpg

[ PR ]


あなたのCPUはどれくらい高性能?

cpus.jpg

あなたのCPUはどのくらいの性能か知ってますか?

「前より速い気がする」「Hz数が増えたのになんだか重くなった」

なんて、なんとなく使ってませんか?

ふと気づくと、あなたのCPUはあっという間に古いモデルになっているかもしれません。

最近のCPUはとんでもない性能を持っている

pentium-vs-corei7.jpg

例えば、かつてPentium4というCPUが一世を風靡しましたが、最近のCPUと何倍の性能があると思いますか?

実はなんと、5倍〜10倍も性能が上がっているんです。体感では30倍とも言われています。

Pentium 4とCorei7はほとんど同じクロック数ですが、大きな違いは何なのでしょうか。

直感では分かりづらいCPUの性能を、分かりやすく見ていこうと思います。

年代別に見るCPUの進化

では早速、年代別にCPUの性能を見て行きましょう。

この項では、Intel CPUのみを取り上げ、当時の代表的な性能をピックアップしています。

グラフとそのデータは以下の様になっています。

cpu-years-graph-marked.jpg

年代(おおよそ) CPU スコア
1999 Pentium III 1GHz 1100
2000 Pentium 4 2.2GHz 2200
2001 Pentium 4 3.2GHz 3200
2004 Pentium D 3.2GHz 4300
2006 Core 2 Duo 3.3GHz 6400
2007 Core 2 Quad 2.8GHz 8600
2008 Core i5 2.7GHz 10500
2010 Core i7 2.8GHz 11500
2013 Core i7 4GHz 15000

年々ぐんぐんと性能が伸びていくのが分かりますね。

特に、2006年がターニングポイントとなっているのが分かります。

この年から、マルチコア化が始まっています。それ以降の4年間の伸びが凄いですね。

結果として近年のCPUは、省電力かつ高性能を実現しています。

高性能化の理由

2006年以前では、CPUの処理速度が既に3GHzを超えており、これ以上CPUが伸びることはないと言われていました。

この現状を打破したのが、ご存知、マルチコア化です。

このマルチコア化のおかげで、並列処理が可能になり、例えば複数のアプリケーションを起動させていても動作が軽快だったり、非常に難しい計算もあっという間に解けるようになりました。

しかもマルチコア化の動きは、動作Hz数を増やすよりも省電力化を実現しやすいため、結果としてスマートフォンを高性能かつ省電力にするのを後押ししました。

CPUの性能・消費電力を調べてみよう

是非自分のパソコンのCPU性能も調べて見て下さい。以下のサイトが調べやすいです。

まとめ

最近は身の回りにコンピュータを見かけないことをほとんどなくなりました。

そんな情報社会の中で、是非少しでもコンピュータに興味を持って頂けたらなと思います。

忘れ去られたCPU黒歴史 Intel/AMDが振り返りたくない失敗作たち
大原 雄介
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 243,438

コメントはTwitterアカウントにお願いします。

RECENT POSTS


[ PR ]

.