年代別に見るCPUの進化 ― あなたのCPUのスコア知ってますか?
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あなたのCPUはどれくらい高性能?
あなたのCPUはどのくらいの性能か知ってますか?
「前より速い気がする」「Hz数が増えたのになんだか重くなった」
なんて、なんとなく使ってませんか?
ふと気づくと、あなたのCPUはあっという間に古いモデルになっているかもしれません。
最近のCPUはとんでもない性能を持っている
例えば、かつてPentium4というCPUが一世を風靡しましたが、最近のCPUと何倍の性能があると思いますか?
実はなんと、5倍〜10倍も性能が上がっているんです。体感では30倍とも言われています。
Pentium 4とCorei7はほとんど同じクロック数ですが、大きな違いは何なのでしょうか。
直感では分かりづらいCPUの性能を、分かりやすく見ていこうと思います。
年代別に見るCPUの進化
では早速、年代別にCPUの性能を見て行きましょう。
この項では、Intel CPUのみを取り上げ、当時の代表的な性能をピックアップしています。
グラフとそのデータは以下の様になっています。
年代(おおよそ) | CPU | スコア |
---|---|---|
1999 | Pentium III 1GHz | 1100 |
2000 | Pentium 4 2.2GHz | 2200 |
2001 | Pentium 4 3.2GHz | 3200 |
2004 | Pentium D 3.2GHz | 4300 |
2006 | Core 2 Duo 3.3GHz | 6400 |
2007 | Core 2 Quad 2.8GHz | 8600 |
2008 | Core i5 2.7GHz | 10500 |
2010 | Core i7 2.8GHz | 11500 |
2013 | Core i7 4GHz | 15000 |
年々ぐんぐんと性能が伸びていくのが分かりますね。
特に、2006年がターニングポイントとなっているのが分かります。
この年から、マルチコア化が始まっています。それ以降の4年間の伸びが凄いですね。
結果として近年のCPUは、省電力かつ高性能を実現しています。
高性能化の理由
2006年以前では、CPUの処理速度が既に3GHzを超えており、これ以上CPUが伸びることはないと言われていました。
この現状を打破したのが、ご存知、マルチコア化です。
このマルチコア化のおかげで、並列処理が可能になり、例えば複数のアプリケーションを起動させていても動作が軽快だったり、非常に難しい計算もあっという間に解けるようになりました。
しかもマルチコア化の動きは、動作Hz数を増やすよりも省電力化を実現しやすいため、結果としてスマートフォンを高性能かつ省電力にするのを後押ししました。
CPUの性能・消費電力を調べてみよう
是非自分のパソコンのCPU性能も調べて見て下さい。以下のサイトが調べやすいです。
まとめ
最近は身の回りにコンピュータを見かけないことをほとんどなくなりました。
そんな情報社会の中で、是非少しでもコンピュータに興味を持って頂けたらなと思います。
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