携帯キャリアの過去のWebサイト
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皆さんはどこの携帯・スマホを使っていますか?
どこキャリアも昔から成功していた訳ではなく、いろんな歴史を持っています。
そんな昔の事情がわかるWebサイトの変遷を、Wayback Machineで見てみます。
Docomo
1996年12月
ウェブサイトのトップに、初期のWebサイトらしき謎の近未来的な画像が貼られています。
この頃はWebサイトの容量のせいか、ロゴらしき画像はありません。
各種アイディア募集とは、一体何を求めていたのでしょうか。
2000年3月
4年後。だいぶおしゃれになりましたが、相変わらずロゴはありません。DoCoMo Netがサイトのロゴなのかもしれません。
2004年8月
さらに四年後。大分今風になりました。
昔のロゴも右上に付いて、N506iや900iのケータイが紹介されています。
この頃から既に迷惑メールがあったということが分かります。(未来ミュージアムとは?w)
2006年9月
今から8年前。すっかり今風になりましたが、まだスマホはありません。
2006年にはiPhoneはなかったんでしょうか。でもMy DocomoやDCMXなど、新しいサービスが登場していますね。
2011年11月
それからさらに5年。ようやく時代はスマホ・タブレットにシフトしました。
サイトも2014年現在のものに代わり、ロゴも新しくなっています。
au
2000年10月
auが誕生したばかりの頃のサイトです。
当時から若者向けのデザインであり、ロゴはAとUを組み合わせた玉子型でした。
2004年4月
Flash部分が欠けていますが、当時としては革新的で、現代にも通じるおしゃれなデザインです。
おそらくauは若者を取り込むために、デザインに力を入れていたのでしょう。
ちなみに、1年経たないうちだと記憶していますが、すぐに玉子型のロゴは使われなくなりました。
(個人的見解:玉子はできたてのブランドを表したもので、のちのデザイン戦略に合わなくなったのでしょう)
2007年2月
2004年から、3年間はマイナーチェンジを繰り返しています。
auはCDMA One方式を採用しており、その他にPacket WINといった文字が見えるので、パソコン通信も見据えていたのでしょうね。
2009年4月
この辺りでモダンなデザインになりました。この頃からEZWebという文字が出てくるので、データ定額に力を入れていたのでしょうか。
話題になったじぶん銀行が載っていますね。auはいろんな意味で先見の明があったと思います。
docomoに対して新しいもの好きの若者をターゲットにしているのは当たっていたと思います。
2014年9月
auでもついにiPhon6が発売されました。
実はこれまで、CDMA Oneに拘っていたがために、iPhoneの参入をソフトバンクに奪われてしまいました。
ですが、今や3社共にiPhoneを扱うため、結局はauの若者向けという売りを生かすべき局面に来ていると思います。
Softbank
2002年10月
ソフトバンクのロゴが違うことに驚きます。
この頃から既にYahoo! BBと提携していて、プレスリリースにあるように、BBテクノロジー社を完全子会社にしています。
この辺から、ソフトバンクが投資会社だということが分かりますね。
2004年7月
株式情報がヘッダーの大半を占めてます。
世界最速の暗号化技術とありますが、一体何を目指していたんでしょうか(笑)
2006年4月
早くも今のようなスタイルになりました。
ロゴも新しくなり、サイトも白を基調に刷新されました。
それでもサイドバーは投資関係が多くを占めています。
2014年9月
最新のウェブサイトでは、コーポレートサイトと通信事業が分離され、白+灰色が基調となっています。
iPhoneの取り扱いにいち早く着手し、しばらく独占していました。
今では時価総額で一時、世界でも10位以内につけ、もはや世界1位の携帯電話会社となるのは時間の問題でしょう。
まとめ
ウェブサイトには、その会社の歴史や時代背景が反映されるものです。
Wayback Machineではいろんなサイトの過去を見ることができるので、是非活用してみてください。