世界のインターネット事情 - Android vs iPhone

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ここ数年でインターネット事情は大きく変化しました。
そこで、近年のインターネット動向を画像を使いながら見ていこうと思います。
世界のインターネット人口・普及率
インターネット人口
まずインターネット人口ですが、ここ6・7年で倍増しています。
2013年の22億人という数字は、ほぼ世界人口の3割です。
インターネット国別普及率
次は国別の普及率ですが、上の画像は2011年のデータから作成したものです。
白色は不明、赤色が薄いほど 0% に近く、濃いほど 100% に近いようになっています。
このグラフを見ると、ヨーロッパ・北欧が最も普及率が高く、インド・シンガポールを除くインドネシアが普及率が低いという傾向にあります。
日本は2011年時点では70%ですが、現在はもっと多いと予想されます。
Android vs iPhone
世界シェアはAndroidが優勢
上図は、AndroidとiPhoneの2013年時点の国別シェアを示したものです。
少し見づらいですが、Androidが圧倒的に多いというデータが出ています。
中国などの貧困層が多い国はAndroidが多い傾向にあります。
ちなみに日本を見てみると、iPhoneのシェアが50%を突破しているのは日本とオーストラリアだけだということが分かります。
アプリのダウンロード数は僅差
ではAndroidがダウンロード数が多いのかというと、実はそうでもありません。
AndroidとiPhoneは、ほとんどダウンロード数の差はありません。
アプリ売上はiPhoneが圧勝
ここにさらに興味深いデータがあります。
実は、アプリの売上はiPhoneが圧勝しているのです。
これが、人口が多いAndroidが開発者の大半から無視される大きな理由です。
感想・批判
これらのデータを見てがっかりするのは、貧困層が多い地区ではAndroidが優勢なのに比べて、ほとんどの開発者がそれを無視しているという現状です。
この傾向は、資本主義社会ではしょうがないですが、なんだか儲けにばかり走って恥ずかしいとは思わないのでしょうか。
自分はAndroidユーザですが、日本でも半々なのに、圧倒的にiPhoneユーザが優遇される世の中が世知辛いと思います。
実はAndroidも儲けているという噂…
iPhoneばかり批評する訳にもいかないので、Androidの噂も一つ挙げておきます。
Androidはオープンソースだと言われていますが、実はGoogleはAndroidから年間で数千億円という利益をあげています。
オープンソースで稼いでいけない訳ではないですが、異常に高い金額ですよね。
Google公式アプリの罠
このことについて、Googleの公式アプリに問題があると言われています。
実は、Android OS自体はオープンソースですが、Google公式アプリはオープンソースではありません。
つまり、Google公式アプリがないと使いものにならないAndroidは、実質的にGoogleにライセンス料を支払っているということです。
あくまで噂ですが、Googleはこのことについてコメントを控えており、おそらく本当だと思われます。
まとめ
最後がちょっと話が逸れましたが、世界のインターネット事情が少し分かってもらえたと思います。
日本の技術者は相変わらず『ガラパゴス』なものばかりを作りますが、こういう世界的な現状を見て、もっと世界的にヒットするアプリを生み出してほしいものですね。
参考リンク
- ios・androidアプリの売上・ダウンロード数など数値まとめ - AML
- Android dominates worldwide: 2013 mobile market share - The Wall
- 世界のインターネット利用者数 - 情報通信白書 for Kids
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